本のみみとは残紙(ざんし)のこと
製本の際に切り落とされ製品にならない紙は「残紙」と呼ばれ、製本所では年間を通じて残紙を抱えています。
私たちは残紙をあえて「本のみみ」と呼ぶことにしました。
一部の残紙は再生紙として利用されます。
また年に1回、足立区役所で地域の皆様に提供する機会を設け、幼稚園や保育園などの区内施設や個人のへ無償で配布しております。
それでもやはり、工場の敷地には限りがあり、残紙の置き場がなくなれば、廃棄せざるを得ない現状があります。
本のみみと捉える
パン屋さんなどではパンの耳をカットされることもありますが、品質も美味しさもそのままに、新しいお菓子として生まれ変わったり、別の商品として店頭に並ぶこともあります。
私たちは、残紙=廃棄ではなく「本のみみ=新たな製品に生まれ変わる」を、実現したいと思っています。
捨てる選択ではなく、生まれ変わらせる選択をしたい。
その思いから「本のみみ」ブランドはうまれました。
「本のみみ」の目標
・廃棄を減らします
・サスティナブルな製品づくりを提案します
・製本・印刷業の今を、自分たちの活動を通して発信します。
★本のみみは足立区内の企業、菅原製本所(安田典子)と安心堂(丸山有子)が協力して製作しています。